一葉コースのご案内

“廻れば大門の見返り柳いと長けれど お歯ぐろ溝に燈火うつる三階の騒ぎも手に取る如く 明けくれなしの車の行来にはかり知られぬ全盛をうらなひて  ‥‥ ” 『たけくらべより』

下谷龍泉寺町(現・台東区竜泉)、ここは、樋口一葉の名作『たけくらべ』ワールド。美登里さんが住んでいた大黒屋、信如さんのお寺、正太郎・長吉の家はどのあたり?
さあ、明治時代に戻って歩いてみましょう!  

淨閑寺(荒川区)
別名「投込寺」
「生まれては苦界 死しては淨閑寺  (花又花酔)」どういうこと?
千束稲荷神社
8月20日は千束神社のまつりとて、山車屋台に町々の見得をはりて土手をのぼりて廓内までも入込まんづ勢い、‥‥
『たけくらべ』より
大音寺
大音寺前と名は仏くさけれど  さりとは陽気の町と住みたる人の申き、‥‥
『たけくらべより』
鷲神社
この年三の酉まで有りて中一日はつぶれしかど前後の上天気に大鳥神社の賑ひすさまじく、此処をかこつけに検査場の門より乱れ入る若人達の勢ひとては‥‥
『たけくらべ』より
長国寺
酉の市発祥の寺。 玄関を開けると、日本一の熊手!
飛不動
空飛ぶお不動さん?
吉原弁財天本宮
大正12年の関東大震災、たくさんの遊女たちが亡くなりました・・・
吉原神社
神社の歴史は新吉原遊郭の歴史とともにありました。
見返り柳
・見返れば 意見か柳 顔をうち
・きぬぎぬの 後ろ髪ひく 柳かな
「説明板」の意味は?
旧居跡
此家は下谷よりよし原がよひの只一筋道にて、夕方よりとどろく車の音、飛びちがう灯火の光り、たとえに詞なし。  『塵中日記』より
台東区立一葉記念館(有料)
女流文学者単独の記念館第一号。
地元住民の「一葉さん」への熱い思いが伝わるような記念館です。

ほかにこんなところも・・・・ご希望があれば、お申し込み時にご相談ください。